Staffスタッフのご紹介
当センターには有資格の日本語教師が6名在籍しています。教師だけではなく通訳スタッフや寮の管理スタッフも在籍し、丁寧に実習生をサポートします。
当センターからのご挨拶

エスジー国際研修センターを運営するセルフ・グロウは30年に亘り、東南アジア諸国と繋がりを持ち続けてきました。 その縁で現地外国人の青年層と交流を深め、夢と希望に燃える彼らの仕事・住居の手配など、定住に向けての支援を続けています。その数は1,000を超えるに至りました。 特に「技能実習生として日本にやって来る東南アジア諸国の若者の日本での生活をより豊かなものにしたい。そのために日本語の更なる習得や生活への適応の手助けがしたい」その想いから、我々の長年の経験を活かし、SGITC(SG International Training Center)を開設しました。 当センターの日本人日本語教師は、全員が日本語教育能力検定試験に合格しています。日本語教育だけでなく、実習生たちが配属後に困らないよう、実習生としてのあり方、マナー、生活の仕方も丁寧に指導していますので、実習生の法定座学講習は当校に安心してお任せください。

スタッフのご紹介
木村先生
木村先生2019年入社 名古屋校
Q1
実習生への「日本語」の授業で意識していること

日本語知識を教えるだけではなく、実習生に日本での生活や仕事を通して、「自分や家族の将来の可能性が広がる」ことに気づいてもらいたいと考えています。そして、そのチャンスに向かって自ら行動できる人になって欲しいと強く思いながら実習生と接しています。 実習生のやる気を刺激して、背中を押すことも教師の役目です。まずは「自分で学習するために必要な最低限の基礎知識を習得すること」を促し、そして「努力して得た知識が『どんな場面でどう活かせるか(文法の理解と実践的な日本語の活用は違うということ)』を体感してもらうこと」が自律学習の第一歩と考えています。

また、同じ説明をしても、理解できる実習生とそうでない実習生がいるため、意識して1人ひとりに目を配り、表情から理解度を探り、発言しやすい空気を作るよう心掛けています。雑談的な会話から興味を持ちそうな話題(仕事や生活、趣味など)を探し、それぞれの実習生に合った例文も使いながら教えるようにしています。そうやって実際の会話場面も想像させながら教えることで、難しい文法や言葉であっても興味を持ってもらうことができています。 保有資格:日本語教師養成講座420時間修了、日本語能力検定試験合格、キャリアコンサルタント(国家資格)
Q2
教育以外で実習生のサポートやケアで心掛けていること

日本での生活に対する不安解消と、仕事や人間観関係に対する危機感を認識してもらうことを意識しています。 例えば、普段の生活や将来の話をする時は、シンプルに「日本人と外国人の知り合い同士」という立場で交流していますが、仕事の話をする時は「会社の先輩(上司)と後輩社員」。勉強の話をする時は「教師と生徒」というように、いろいろな関係を使い分けながら、「こういう場面では冗談を言っても良い」「こういう場面では真剣に答えなければいけない」という実践的な関係性の構築の仕方、意識の持ち方を体感してもらうようにしています。

細川先生
細川先生2022年入社 千葉校
Q1
実習生への「日本語」の授業で意識していること

他の研修センターでは、資格や教育経験のないスタッフが教える場合もあるため、同じ1ヵ月を充実した研修の機会としていただくために、実習生、そして組合の方に「この研修センターで勉強ができて良かった」と思っていただけるよう、責任ある授業を行っています。

当校では、「教師が分かりやすく教えるため」、そして「実習生が実践で使用できる日本語を分かりやすく教わるため」、在籍する日本語教師が監修したオリジナルのテキストを用いています。実習生のリアルな感想や習得具合により改良を重ねたテキストであるため、就労中の実習生にも「テキストを見返して勉強を続けている」と好評です。
Q2
教育以外で実習生のサポートやケアで心掛けていること

「部屋に入る時はノックをして『失礼します』と言う」というように、日本ならではの礼儀作法やマナーは具体的に教えるよう意識しています。その他、薬の飲み方や病気、怪我の場合の対処法など、健康に関わることはとくに慎重にサポートするようにしています。

また、教師と生徒という立場ですが、お互いに「理解し合う」ことも意識し、実習生の母国の流行りのものや食べ物、ルール、ジェスチャーなどを教わるようにしています。そうすることで、考え方や意識の違いを発見することができ、実習生一人ひとりを尊重して接することができています。